八丈島周辺島情報 Information on the Surrounding Islands
八丈島
日帰り可能!!羽田空港から片道55分
自然に恵まれた小さな島
八丈島はひょうたんの形をした島で、北側の八丈富士(854m)と南側の三原山(700m)そして八丈の北西洋上の八丈小島(616m)から成り立っています。 気候は黒潮の影響を受けた海洋性の気候で高温多湿で雨が多いのが特徴です。 八丈富士には島雲がぽっかりとかぶってしまうこともあるので町から富士山を眺めて牧場が見えるのを確認して出かけてみてはいかがでしょうか。 視程の良い状態であれば、かすかに青ヶ島や御蔵島、三宅島も見ることができます。
八丈富士から八丈小島を望む
ふれあい牧場
黒潮が生み出す温かくて青い海!!
たくさんの海の生物と出会えます!!
季節毎に黒潮の流れにのって巡ってくる回遊魚や根付きのメダイやアオダイなど、漁業も島を支える大きな産業の一つです。
八重根港沖
魚の群れ
芋、麦、麦と芋のブレンド本格焼酎をぜひ!!
丹宗庄右衛門は島津藩御用の回漕問屋で藩財政立て直しの為の密貿易を秘密裏に保護されていましたが、幕府の逮捕するところとなり、八丈島に流されました。
当時、島では穀類から酒を造ることは飢饉を招く恐れがあるので禁止されていましたが、彼は穀類でない薩摩芋から造る故郷の焼酎製造法を伝えたので酒に飢えていた島民から大変感謝されました。
この碑は昭和42年に建てられたものですが焼酎醸造用の大ガメが使用されているところに特徴があります。
八丈には現在4軒の焼酎製造元があり、その味を競っています。
*丹宗庄右衛門の故郷は現在の鹿児島の阿久根市です。
島酒の碑
島焼酎
12月上旬から2月にはアロエの赤い花が満開
青い海とアロエの花のコントラストが素晴らしく、夜は満天の星が見える星空スポットでもあります。
アロエ園
アロエ園
八丈島特産「くさや」
先祖代々の秘伝のタレに漬け込んだムロアジやトビウオでつくられた八丈島のクサヤ。 八丈島のクサヤは匂いが比較的にソフトで食べやすいと評判です!!
豊かな海の恵み
豊富なプランクトンを含んだ海水にはキビナゴ等の小魚がわき起こり、そしてそれを捕食する魚の群ができます。
お土産・空弁に島寿司
島でのお祝いやおもてなしには必ずと言っていいほど出てくるのが島ずしです。 冷蔵設備の無い時代の人々の知恵は近海で獲れる魚のネタを醤油ダレに漬け込んで和辛子を効かせて食べる知恵を生み出しました。 シャリに効かせた砂糖の甘さと和辛子の辛さが実によく合います。
空港レストラン「アカコッコ」
売店コーナーにて好評発売中!
お土産用 島ずし ¥1,200(税込)
10貫(魚8貫・海苔2貫)
お土産用の島ずしについては限定販売となっておりますので八丈到着の際に復路搭乗時の引き取り予約されることをお勧めいたします。
予約承ります▶TEL:04996-2-3829
青ヶ島
青ヶ島について
面積:5.98km、人口:約160人
八丈島から約70キロ南、貨客船あおがしま丸で2時間半~3時間、ヘリコプター東京愛らんどシャトルで20分ほど。1日1便のみです。
青ヶ島空撮:集落は北側の一帯のみです。
集落:村役場・小中学校・ヘリポートなどが集まっている様子がみられます。
還住の碑
青ヶ島は300年ほど前の大噴火で全島民避難をし避難先の八丈島から50年をかけ島に帰り着いたことを還住(かんじゅう)と呼びます。
丸山
外輪山が島の円周でそのカルデラ内にある内輪山です。
オオタニワタリ
シダの一種。大きいものでは直径2mほどにもなります。
青ヶ島港(三宝港)の時化
昔からある旧堤防と長く伸びた新堤防の2つを持つ港。波の影響をうけやすく就航率は年平均で50%ほどになります。
ひんぎゃ
地熱によってあたためられた地下水が蒸気となって地表に現れます。無色無臭で調理に利用することもあります。
牛
青ヶ島は断崖絶壁の島で昔から荷役として活躍した牛はとても身近な動物です。現在でも黒毛和牛の飼育農家があり大切な産業です。
あおちゅう
青ヶ島産のサツマイモを使って昔から造られた焼酎です。大量流通していないので珍しい一品。
青酎
青ヶ島の焼酎あおちゅうは杜氏ごとに味わいが異なることでも有名です。ぜひ数種類お試しください。
お土産にひんぎゃの塩
火山の噴気孔(ひんぎゃ)の蒸気を利用して精製し、じっくり時間をかけて作られた塩。 カルシウムやミネラル分が多く含まれ、辛味が少なく、深くまろやかな味わいの塩です。
写真は地熱蒸気が噴き出しているところです。 この地熱蒸気を利用してサウナや蒸気釜、乾燥室なども作られ、活用されています。
御蔵島
御蔵島について
八丈島発10:25のヘリコプター東京愛らんどシャトルで25分ほど。 標高851mの御山を中心に最高480mにもなる海食崖が周囲を囲みます。
御蔵島港を海側から眺めると、その急峻な山がよくわかります。御蔵島は巨樹を育て、巨木林が育んだ水の島でもあります。
御蔵島:お椀を伏せたような形で、断崖絶壁に囲まれています。人口300人程の小さな島です。
御蔵島桟橋:村内から眺めることができます。
イルカウォッチング
御蔵島のイルカは、約100頭ほどがごく沿岸(岸から100メートル以内ほどのところ)で見られます。 船で海に出なくても、海を見ているだけでイルカをみられることがあります。 マスクやフィンなどを使用して、イルカと一緒に泳ぐこともできます。
ミナミハンドウイルカ
岸の近くの浅瀬で、ミナミハンドウイルカと泳ぐことができます。
御ヶ池
新東京百系の一つ。神秘的な池から長滝山を望みます。
巨樹
南郷の森にあるスダジイ。根周りは13.79mです!
オオミズナギドリ
世界最大の繁殖地。夜には巣穴へ帰っていく姿が見られます。
鳥の尾
港や村中心地が一望できる絶景ポイントです。
白滝
高さ100mから湧き出るように、海に流れ落ちます。
おやつに
あしたばジェラート
冬の間に収穫し搾汁した島の柑橘フルーツ「かぶつ」。
明日葉の葉を乾燥させ粉末にしたもの。海水を加熱、製塩した海水塩。
いずれも店主自らの手作りで、それらの素材を使ったジェラートは人気のスイーツです。
※写真は青ヶ島村役場、御蔵島観光協会からの提供となります。転載、まとめサイトでの引用はご遠慮ください。